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40代から急増!歯周病を予防改善する7つの栄養素|ブログ|芦屋の口腔内科外来・ホリスティックヘルス&ビューティ外来・TimeWaver外来

40代から急増!歯周病を予防改善する7つの栄養素

 

40代になると、軽度~中等度歯周病にかかっている方は非常に多く、統計的にも「歯周病が当たり前に始まる年代」と言えます。

また、糖尿病や動脈硬化といった生活習慣病との関連も明らかになっており、歯周病が全身の健康に影響を及ぼすことを甘く見てはいけません。

若い頃は症状が出にくくても、少しずつ歯ぐきに炎症がすすみ、40代頃から歯ぐきの腫れや出血などの症状として現れやすくなります。

さらに、ホルモンバランスの変化や、若い頃に治療した詰め物や被せ物の劣化・ストレス・喫煙・噛み合わせや歯ぎしり・唾液の減少なども歯周病を進行させる要因になります。

そのため、40代以降はこれまで以上に丁寧なセルフケアと、歯科医院での定期的なメンテナンスが大切です。

 

今回は、歯周病を体の中から予防改善する栄養素についてお話したいと思います!

歯周病予防に役立つ栄養素とは?―歯ぐきを守る食事のポイント―

歯周病は歯ぐきの炎症から始まり、進行すると歯を支える骨が溶けてしまう病気です。日本では成人の多くが歯周病、またはその予備群と言われており、早めの予防がとても重要です。歯周病予防というと歯磨きや歯科医院でのクリーニングを思い浮かべる方が多いですが、実は【毎日の食事で摂取する栄養素】も歯ぐきの健康に大きく関係しています。

歯ぐきや歯を支える組織を健康に保つためには、特定の栄養素をバランスよく摂取することが大切です。今回は、歯周病予防に役立つ代表的な栄養素と、それを多く含む食品についてご紹介します。


タンパク質(歯ぐきや組織を作る)

タンパク質は体の筋肉や皮膚、血液などを作る基本的な栄養素であり、【歯ぐきや歯を支える組織の材料】にもなります。歯周病で傷ついた歯ぐきの回復にも重要な役割を果たします。不足すると組織の修復が遅れ、炎症が長引く可能性があります。

多く含まれる食品

〇肉(鶏肉、牛肉、豚肉)
〇魚(鮭、サバ、マグロ)
〇 卵
〇大豆製品(豆腐、納豆、豆乳)
〇乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ)

特に魚や大豆製品は脂質が比較的少なく、健康的にタンパク質を摂取できます。


ビタミンA(粘膜を健康に保つ)

ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を維持する栄養素で、【歯ぐきの粘膜を丈夫に保つ働き】があります。歯ぐきの抵抗力を高め、細菌感染を防ぐサポートをします。

多く含まれる食品

〇レバー
〇にんじん
〇ほうれん草
〇かぼちゃ
〇うなぎ

特に緑黄色野菜に含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変換されるため、日常的に取り入れると良いでしょう。



鉄(歯ぐきの免疫力を維持)

鉄は血液中のヘモグロビンを作るために必要なミネラルで、体の免疫機能にも関わっています。鉄が不足すると貧血になりやすく、**歯ぐきの抵抗力が低下して炎症が起こりやすくなる**ことがあります。

多く含まれる食品

〇レバー
〇赤身の肉
〇あさり
〇ほうれん草
〇小松菜

植物性の鉄は吸収率が低いため、ビタミンCを含む食品と一緒に摂ると吸収率が高まります。


ビタミンB群(口の中の粘膜を守る)

ビタミンB群はエネルギー代謝を助けるだけでなく、【口の中の粘膜や歯ぐきの健康を維持する働き】があります。不足すると口内炎や歯ぐきの炎症が起こりやすくなることがあります。

多く含まれる食品

〇豚肉
〇レバー
〇納豆
〇卵
〇玄米

ビタミンB群は水溶性で体内に蓄積されにくいため、毎日の食事でこまめに摂取することが大切です。


ビタミンD(歯を支える骨を強くする)

ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、【歯を支える骨を丈夫に保つために重要な栄養素】です。また、免疫機能を調整する働きもあり、歯周病菌への抵抗力にも関係すると考えられています。

多く含まれる食品

〇鮭
〇いわし
〇サンマ
〇きのこ類(しいたけ、しめじ)
〇卵

さらに日光を浴びることで体内でも合成されるため、適度な日光浴も大切です。


ビタミンC(歯ぐきのコラーゲンを作る)

ビタミンCは歯ぐきの主成分であるコラーゲンの生成に関わる栄養素で、【歯ぐきを健康に保つために欠かせません。】不足すると歯ぐきが弱くなり、出血しやすくなることがあります。

また、抗酸化作用により炎症を抑える効果も期待されています。

多く含まれる食品

〇みかん
〇キウイ
〇いちご
〇ブロッコリー
〇パプリカ

熱に弱いため、生野菜や果物から摂取すると効率よく取り入れられます。



亜鉛(免疫力と組織修復を助ける)

亜鉛は細胞の成長や免疫機能に関わるミネラルで、【歯ぐきの修復や炎症の回復をサポートする働き】があります。不足すると傷の治りが遅くなることがあります。

多く含まれる食品

〇牡蠣
〇牛肉
〇レバー
〇ナッツ類
〇チーズ

免疫力を保つためにも、日常的に適量を摂取することが大切です。



 歯周病予防は「栄養+セルフケア」が大切

歯周病予防には、栄養バランスの良い食事に加えて、毎日の歯磨きや歯科医院での定期的なクリーニングが重要です。特定の栄養素だけを多く摂るのではなく、さまざまな食品を組み合わせてバランスよく食べることが、歯ぐきや歯を健康に保つポイントです。

日々の食生活を少し意識するだけでも、お口の健康は大きく変わります。
歯磨きだけでなく、食事からの歯周病予防もぜひ取り入れてみてください。